1 | チルノの王子様 |
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00 | 行き着きのIRC#Gで、創作物御題『チルノ』がでましたので、その作品です。 注意:一発パロディネタです。 ・紅魔郷二面にて。 紅霧の怪異を解決しるために暗躍する魔理沙。 強敵ルーミアを倒したその前に、(自称)最強の敵が現れたのだった! 「もう二度と陸へは上がらせないよ!」 そう叫ぶチルノは、オーラに満ちていた。 そう、それは、弾幕を極めたものだけが放てるオーラだ。弾幕の力だ。すべての越える能力だ。 一説によれば、そのオーラを発動したものは、すべてのスペカを使えるようになるらしい――それほどまでに恐ろしいオーラだった。 こいつは油断できねぇぜ。ゴクリと魔理沙は唾を飲み込む。 挨拶代わりにと弾幕を放つ。 チルノはそれを避け、弾幕を返す。 魔理沙もそれを避け、弾幕を返す。 チルノもそれを避け、弾幕を返す。 魔理沙もそれを避け、弾幕を返す。 そんなことが、延々と続いた。 さすがに、膠着とも思える弾幕の合戦に、魔理沙は不審を覚える。 が、そのときには、もうすでに遅かった。 飛び去ることなく、空中に残った氷玉が、魔理沙をすっかり取り囲んでいたのだ!! 身動きの取りづらくなった魔理沙。 しかし、その魔理沙にも、チルノはそう簡単には弾を当てない。 ギリギリのところで、魔理沙は避け続ける。 その様子を、チルノは加虐的な笑みを浮かべて見つめている。 そして、叫ぶ。 (おど) 「最低二時間は弾幕ってもらうよ! その身の破滅と共に!」 言葉とともに、チルノは人差し指を立てて、左腕を上に伸ばす。 それを見たあたりを飛ぶ妖精たちが、声援の声を張り上げる。 『勝つのはチルノ!! 負けるの魔理沙!!』 紅魔館の近く、湖に響く妖精たちの大合唱。 その声をうっとりとした声で聞きながら、チルノは満足げに笑う。 そして、今度は両腕の人差し指を立てて、腕を左右に伸ばした。 その合図を受けて、妖精たちがさらに声を出す。 『勝者はチルノ!! 敗者は魔理沙!!』 魔理沙の聴覚をうばうような大音量。 もはや、流れはチルノのものだった。 世界はチルノのものだったのだ。少なくとも、この一瞬は。 自らのものになった世界を見、どこまでも響く自らの名前を聞いて、チルノは笑みを深める。 そして―― ――パチン、と。 チルノが指をならすとともに、妖精たちの声が止まった。 弾幕すらも、完全に動かなくなった。 音のなくなった世界。 その中に、チルノの鈴のなるような声だけが、静かに響き渡る―― 「あたいの美技に酔いな」 その言葉と共に、チルノは、ニ、三本のツララを放つ。マイク・パフォーマンスのようなものだ。 飛んでくるアイシクルフォース(Easy)。 その弾幕をぎりぎりで避けて、魔理沙は反撃をした。 彼女の手から光の筋が、一直線に魔理沙へと伸びる――ノンディレクショナルレーザーだ。 それは、あたれば妖精など吹き飛ぶ必殺の一撃だ。 だが。 「そんな弾幕だから、あんたは霊夢の域に達せないのさ!」 パチュリーのスペカをパクって攻撃してきた魔理沙に、チルノはそう叫び、 飛んできたレーザーを、氷の屈折を使って彼方へと弾き飛ばした。 あっけにとられる魔理沙。 その魔理沙に、チルノは――必殺技を解き放った。 「――氷の世界」 呆ける魔理沙。 その死角の隙間、意識の隙間に、チルノの攻撃が飛ぶ。 それは、避けようのない、スキマを狙った攻撃だった。 アイシクルフォール(Very Easy)。 空中に停止して、急に動きだしたツララ――死角から飛んできたアイシクルフォール(Easy)に、魔理沙の心臓は貫かれた―― ■ 次回予告! ■ 瀕死の重傷を負った魔理沙。 果たして魔理沙は、チルノに打ち勝てるのか!? そして、その奥にひかえる強者たち―― ――データ弾幕のパチュリー・ノーレッジ! 「魔理沙……マスタースパークをうつ際、右手が2.3ミリ下がる」 ――下克上をめざす女・紅 美鈴! 「下克上だ」 ――無垢なる天才・十六夜 咲夜! 「……ウス。勝つのは紅魔館…………です」 さらにその奥に潜む二人の王者に、魔理沙は勝つことができるのか!? ――続く!! |
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↑作品を狂っていると感じた方、押していただければ幸いデス↑ ◆あとがき◆ なんだこれ。 カオス、まさにカオス! ……いやまあ、某人の絵をもとにかいたのだけれども。 続きは……出る……出ない……どうしよう……? |
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